珍プレー……というか許されないプレー
久しぶりにラグビーネタ。
先週行われたMITER 10 CUP Bay of Plenty v Counties Manukaでのヒトコマ。
YOUTUBEから動画を貼ろうかと思ったらダメそうなので、以下のページに埋め込まれている動画をご覧ください。
いちおう動画が見られない方向けにどういうことか書いておくと、Counties Manukauのハーフバック(スクラムハーフ)のAugustine Pulu選手が、なんと自陣のゴールポストに巻かれたパッドを突然はがすという行動に出たのです。すかさずレフリーはプレーを止め、Pulu選手にパッドを戻すように指示、今度やったらペナルティーとるよと警告をしてBay of Plenty側のスクラムで試合再開となりました。(私の記憶が確かなら、この後結局Bay of Plentyがトライを取りました)
この試合、テレビで見ていたのですが、いやぁびっくりしましたわ。長いことラグビー見てるけど、こんなの見たことない。
解説者も思わず笑ってしまっていますが、実際には笑い事じゃないだろう?ペナルティーにしなくていいの?と思って見ていました。というのは、これって直接的ではないものの明らかなプレーの妨害だし、仮にレフリーがプレーを止まる前にゴールポスト側にプレーが続いたら危険な状況になっているし、そもそもパッドと地面と同時にボールをつければトライが認められる(パッドはゴールラインの一部とされている)わけで、トライの妨害でもあったわけです。
本人も「ペナルティーになるかと思った」と言っていたようですが、なって当然、最低でもイエロー+ペナルティートライ(認定トライ)になったっておかしくないプレーだと思います。
Pulu選手、いいアタックをする選手で、悪くはないなぁと思って見てはいるのですが、如何せん堪え性がないというか、木が強すぎるというか、どうも私は好きになれないんですよね。
それにしてもニュージーランドのハーフバックって、気が強い奴が多いような気がします。まぁ、このくらい気が強くないと高いレベルでのプレーはできないのかもしれませんけどね。現役時代に私もハーフバックだったのですが、タックルした相手に「大丈夫でした?」なんて声をかけてしまうような私は、やっぱり見るだけのほうがあっているのでしょうね……